【備忘録】NP3000-24X-4Qのオートネゴシエーションの挙動
Apresiaは癖がありすぎる。。。ちょっと「なにこれ」って思った項目について、実際にApresiaへ確認した内容を備忘録としてまとめておきます。 是非、皆さんが使用する際の手助けになれればいいなと思っています。
1 NP3000-24X-4Qのオートネゴシエーションの挙動
NP3000-24X-4Qにおけるポートごとのモジュール対応とオートネゴシエーションの仕様について整理します。
| ポート番号 | 対応モジュール | デフォルト速度 | オートネゴ設定 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1~24 | SFP / SFP+ | auto | enable(デフォルト) | 柔軟な接続が可能 |
| 25~28 | SFP / SFP+ / SFP28 | 10G固定 | disable(変更不可) | speed設定が不可視で勘違いしやすい |
❌ ポート25~28では speed auto が使用不可
(config)# interface port 1/0/25
(config-if-port)# speed auto
ERROR: Cannot set to the specified speed for the port.
このエラーは仕様です。ポート25~28では speed は明示的に指定する必要があります。
2 ACL(アクセスコントロールリスト)の仕様とリソース管理
基本ルール
- Ingress ACL(受信方向) → 同じACLを複数ポートに使い回せる
- Egress ACL(送信方向) → 1ポートにつき1つのACLが必要(複数ポートで共通使用不可)
❌ Egress ACLは複数ポートに適用できない
(config)# interface port 1/0/10
(config-if-port)# ip access-group test out
ERROR: The access list only support one egress port.
Egress ACLは、1つのACLにつき1ポートにしか適用できません。 複数ポートに同じルールを適用したい場合は、ACLを複製して作成する必要があります。
リソース使用量
| ACL種別 | 使用リソース数 |
|---|---|
| MAC ACL | 1 |
| IPv4 ACL | 1 |
| IPv6 ACL | 2 |
Ingress上限:10リソース / Egress上限:4リソース
🔍 ACLリソース割り当ての確認方法
show access-list resource reserved-priority
Ingress ACL
Priority Function
------------- ---------------------
1 Access-list (MAC)
2 Access-list (IPv4)
3 Access-list (IPv6)
3 Access-list (IPv6)
5 -
6 -
7 -
8 -
9 -
10 -
Egress ACL
Priority Function
------------- ---------------------
1 Access-list (MAC)
2 Access-list (IPv4)
3 Access-list (IPv6)
3 Access-list (IPv6)
IPv6 ACLは 2リソースを消費している点に注目です。
⚠️ ACL未作成でポートに適用するとどうなる?
ACLを定義せずにポートに割り当てると、すべての通信が 暗黙のdeny で遮断されます。
3 ポートランプの仕様(LINK/ACT/ALM)
ランプ構成
| LED位置 | 役割 | 説明 |
|---|---|---|
| 左側 | LINK / ACT | 接続&送受信状態(共通) |
| 右側 | ALM(アラーム) | 異常発生時のみ点灯(通常は消灯) |
通信速度によるLED動作
| ポート範囲 | 対応速度 | 点灯色 | 通信中の挙動 |
|---|---|---|---|
| 1~24 | 10M/100M/1G | 橙(10M/100M) 緑(1G) | 点滅 |
| 25~28 | ~25G | 橙(~1G) 緑(10G/25G) | 点滅 |
右側のALMランプは通常は消灯しており、点灯=異常状態を示します。
まじ、今までCiscoを使ってきたからこそ、使いづらさが目立つなぁ