2026年でもAstro A40は使えるのか?APEX用途で感じた限界と買い替えを決めた理由
長年ゲーミングヘッドセットの定番として人気だったASTRO A40。私もAPEX用として使っていましたが、2026年の今でも使えるのかと言われると、結論は少し微妙です。ボイスチャット用や普通にゲームを楽しむ用途ならまだ使えますが、APEXで足音や定位感を重視するなら、そろそろ買い替えを考えてもいいと感じました。
私のように中古で探す場合も、相場確認用として見ておくと分かりやすいです。
私がASTRO A40を買ったのは、だいたい5年前くらいです。新品ではなく中古で購入しました。
最初についていたイヤーパッドはスポンジ系の素材で、少し汚れも気になったため、純正のレザーイヤーパッドに交換して使っていました。
レザーイヤーパッドに変えたことで、遮音性は多少上がったように感じます。ただし、長時間つけていると少し蒸れます。
もともとのA40は布系イヤークッションで、公式ページでも布製クッションによる長時間使用向けの快適性が案内されています。一方、Mod Kitでは合成レザー系イヤークッションなどで遮音性を高める方向にカスタムできる仕様になっています。
ASTRO A40の重さは、公式スペックではケーブルなしで約369.11gです。
数字だけ見ると、軽量ヘッドセットというよりは少し重めです。実際に持ってみても、若干重いと感じます。
ただ、私の場合は数時間使うくらいなら特に問題ありませんでした。装着感自体は悪くなく、頭や耳がすぐ痛くなるような感じはありません。
とはいえ、軽いヘッドセットに慣れている人や、長時間ずっと使う人だと、重さが気になる可能性はあります。
- 良かった点:数時間程度なら装着感に大きな不満はなかった
- イマイチな点:約369gあるので、軽量ヘッドセットと比べると重さは感じる
💡ひとこと評価: 装着感は悪くないものの、軽さ重視の人には少し重めに感じるヘッドセットです。
使っていて、マイクはかなり良いと感じています。
ボイスチャットで使う分には声も自然に聞こえるようで、安いヘッドセットのようなこもった感じは少ないと思います。
また、使わないときはマイクを上に上げておくだけでミュートできるのも便利です。物理的に操作できるので分かりやすく、ボイスチャット中でも扱いやすいです。
A40はマイクを左右どちらにも取り付けられる仕様で、公式でも単一指向性マイクによるクリアな通話が特徴として案内されています。
- 良かった点:声が自然に聞こえやすく、ボイスチャット用途では十分使いやすい
- イマイチな点:マイク性能に大きな不満はないが、最新モデルと比べると飛び抜けているとまでは言いにくい
💡ひとこと評価: ボイスチャット用ヘッドセットとして見るなら、A40のマイクは今でも十分使いやすいと思います。
ASTRO A40で便利だと感じたのが、手元で音量調整できるところです。
私はPCで使っているので、わざわざWindows側の音量をいじらなくても、手元でゲーム音を調整できるのはかなり楽でした。
ただし、ゲーム中に手元の音量調節ダイヤルへたまに当たってしまい、気づかないうちにゲーム音が変わっていることがありました。
また、ミュートスイッチがオンになっていて、知らないうちに自分の声が相手に届いていなかったこともあります。
それでも、PCで使う私からすると、手元で音量調整できる便利さの方が大きかったです。
- 良かった点:PC側の音量設定を触らず、手元でサッと調整できる
- イマイチな点:ダイヤルやミュートスイッチに触れて、意図せず設定が変わることがある
💡ひとこと評価: 誤操作はあるものの、手元で音量調整できる便利さはかなり大きいです。
地味に気になったのが、コードの長さです。
PSコントローラーのように、コントローラーへ直接挿して使うならちょうどいい長さだと思います。
ただ、PCへ直接挿して使うにはほぼ届きません。私は間にYAMAHAのZG01を挟んで使用していますが、それでもギリギリ届くくらいです。
デスクの配置やPC本体の位置によっては、かなり不便に感じると思います。
ただし、A40はヘッドセット側からケーブルを抜くことができます。そのため、長いケーブルに変えることもできますし、断線してもケーブル交換で対応できるのは良いところです。
ケーブルが本体一体型ではないのは、長く使う上ではかなり安心です。
- 良かった点:ケーブル交換ができるので、断線時や長さ不足に対応しやすい
- イマイチな点:PC直挿し用途だと、標準ケーブルは短く感じる可能性がある
💡ひとこと評価: ケーブル交換できる点は良いですが、PC環境では長さに注意が必要です。
ゲームの音という面では、ASTRO A40はきれいに聞こえると思います。
銃声、環境音、キャラクターボイスなどは自然に聞こえます。音が極端にこもる感じもなく、普通にゲームを楽しむ分には十分です。
ただし、重低音はかなり弱いと感じました。
爆発音や迫力のある低音を楽しみたい人には、少し物足りないと思います。低音がズンと響くタイプではなく、全体的に軽めで自然な音に寄っている印象です。
- 良かった点:銃声や環境音、ボイスは自然で聞きやすい
- イマイチな点:重低音の迫力は弱く、爆発音などの迫力は控えめ
💡ひとこと評価: 音はきれいですが、低音の迫力を求める人には少し物足りないと思います。
私がA40で一番気になったのは、APEXでの足音です。
APEXで一番大事なのは、敵の足音だと思っています。でも、A40では敵が20mくらいまで近づかないと、足音がほぼ聞こえないと感じることがありました。
聞こえたときには、すでに接敵している。そんな場面が多かったです。
もちろん、APEX側の音の仕様や環境音、戦闘中の混雑具合もあります。ただ、それを差し引いても、A40は足音を早めに拾う用途にはあまり強くないと感じました。
- 良かった点:通常のゲーム音は自然に聞こえる
- イマイチな点:APEXでは敵の足音に気づくのが遅く感じる場面が多かった
💡ひとこと評価: APEXで足音を重視するなら、ここが一番大きな不満点でした。
もう一つ大きな不満が、定位感です。
敵が自分と同じ高さにいるはずなのに、足音が少し下の方から聞こえるように感じることがありました。
特に困るのが、下から登ってくる敵です。
階段や段差を使って上がってくる敵に対して、足音に合わせてタイミングを取ろうとしても、聞こえ方が遅く、正確に合わせるのが難しいです。
敵が同じ高さにいるのか、下から登ってきているのかが分かりにくく、音に合わせて先撃ちする判断が難しく感じました。
左右については、敵が明らかにどちらか一方へ寄っていれば分かります。ただ、コンテナ裏や遮蔽物の裏など、ほぼ正面にいる敵の場合、左右どちらに寄っているのかが分かりづらいです。
定位感に関しては、かなり雑だと感じました。
- 良かった点:敵が大きく左右に寄っていれば、方向自体は分かる
- イマイチな点:上下方向や正面付近の左右が分かりづらく、細かい位置把握には向いていない
💡ひとこと評価: APEXで敵の位置を正確に掴む用途では、定位感に限界を感じました。
音の分離感についても、正直あまり良くないと感じています。
複数人いること自体は分かります。でも、定位感が雑なせいで、敵が何人いるのか、どの位置に何人いるのかを把握するのが難しいです。
APEXでは、1人なのか、2人なのか、フルパなのかで動き方がかなり変わります。
その判断に音が使いづらいのは、かなり大きなデメリットです。
音はきれいに聞こえる。でも、敵の位置を正確に掴むには向いていない。これが私のA40に対する正直な感想です。
- 良かった点:複数人いる雰囲気はある程度分かる
- イマイチな点:人数や細かい位置関係を音だけで判断するのは難しい
💡ひとこと評価: きれいに聞こえる音と、勝つために使いやすい音は別だと感じました。
それでも、A40が完全にダメなヘッドセットというわけではありません。
2026年でも、次のような人ならまだ使えると思います。
- カジュアルにゲームをする人
- APEXをそこまでガチでやらない人
- ボイスチャットを重視する人
- マイク性能を重視する人
- 有線で安定して使いたい人
- 装着感を重視する人
- すでに持っていて、特に不満がない人
普通にゲームをするだけなら、A40はまだ使えます。
マイクも良いですし、音質もそれなりに自然です。手元で音量調整できる便利さもあります。
逆に、次のような人は買い替えを考えていいと思います。
- APEXで足音が聞こえにくい人
- 敵の上下が分かりにくい人
- 定位感に不満がある人
- 敵の人数や位置を音で把握したい人
- 軽いヘッドセットが欲しい人
- PCで使うにはケーブルが短いと感じる人
- 低音の迫力が欲しい人
特にAPEXをやるなら、足音と定位感はかなり重要です。
私の場合、A40は音質やマイクには大きな不満はありませんでした。でも、APEXで勝つための音としては物足りないと感じました。
| 項目 | 評価 | ひとこと |
|---|---|---|
| マイク性能 | ★★★★☆ | ボイスチャット用途なら今でも十分使いやすい |
| 装着感 | ★★★★☆ | 重さはあるが、数時間なら大きな不満はなかった |
| 音質 | ★★★☆☆ | 自然で聞きやすいが、低音の迫力は弱め |
| 足音の聞き取りやすさ | ★★☆☆☆ | APEXでは敵の接近に気づくのが遅く感じた |
| 定位感 | ★★☆☆☆ | 上下や正面付近の左右判断がかなり難しい |
| 総合満足度 | ★★★☆☆ | 普段使いならまだ使えるが、APEX用途では限界を感じた |